モルックとは?
フィンランドのカレリア地方の伝統ゲームkyykkä(キイッカ)を起源とした、1996年に開発された誰でも楽しめるスポーツです。
「モルック」と呼ばれる木の棒を投げて、「スキットル」と呼ばれる12本のピンを倒して点数を競います。
2チームで対戦して先に50点ちょうどを取った方の勝ちです。
公式の大会などでは人数が決められていますが、お友達と楽しむなら個人でも対戦できます。
モルックは公園の砂場や芝の上、グラウンドなどで幅3から4メートル、奥行きは6、7メートルあればどこでも遊ぶことが可能です。
激しい動作が必要ないので、年齢性別関係なく対戦でき、誰とでも楽しむことができます。
日本には約8年前に入ってきました、数年前からお笑いコンビ「さらば青春の光」の森田さんがきっかけで一気にモルックを楽しむ人が増えており、公式を含め各地でたくさん大会が開催されています。
モルックにはどんな道具が必要?
モルックを楽しむには「モルック」とスキットルがあればOKです。
モルック(棒)
スキットルを倒すために投げる木の棒です。持ってみると意外と重たくて手にずっしりきます。「モルック棒」とか、ただ「棒」と読んでいる場合もあります。
スキットル
モルックで倒す12本のピンです。番号が振られていて、倒し方によって点数が決まります。
モルッカーリ
モルックを投げる場所に引く境界線のような役割をします。投げる時にはこれに触らないように投げます。無くても遊べますが、モルック
モルックを楽しむためにあったら便利
他に得点板や得点を記録するためのメモ帳、メジャーなどがあれば便利です。
モルックの基本ルール
スキットルの並べ方
画像のように12本のスキットルを並べます。いちばん手前に1,2番。外側は左側が奇数、右側が偶数。中に10,11,12が入り、一番後ろに7,9,8(順番に注意)となります。
スキットルまでの距離
投げる場所からスキットルの位置までは約3〜4メートルあけます。(公式では3.5メートル)モルッカーリを置くか線を引きましょう。
モルック棒の投げ方
モルック棒の投げ方は下手投げです。棒の持ち方は横にしても縦にしてOKです。投げ方については以下の記事をご覧ください(準備中)
基本的なゲームの流れ
先攻、後攻を決めてチームごとに交互に投げます。スキットルを複数倒した場合は完全に倒れた本数(重なった場合は得点に含まれません)。1本だけ倒した場合はスキットルに書かれた数字(8なら8点)が得点になります。
倒れたスキットルは1投ごとに倒れた場所で根本を基準に立て直します。
これを繰り返し、先に50点ちょうどになったチームの勝ちです。
まとめ
モルックの基本的な情報についてご紹介させていただきました。
モルックチームSAKURAN333(トリプルスリー)では池袋エリアを中心に不定期(ほぼ毎日)で練習を行なっています。
また、団体に出向いて体験会なども開催させていただきます。
メンバーもどなたでも入れますので、興味が湧いた方はお気軽にお問合せフォームからご連絡ください。